かつまペットクリニック通信 2016年 春号

今回は『膵炎』についてお話します

膵炎って?

膵臓は胃から流れてきた栄養素を、体が吸収しやすいように消化するための膵液を分泌しています。
この膵液が必要以上にたくさん分泌され、自分自身を消化してしまい強い炎症を起こす病気です。

※症状がひどいときは命に関わります。

症状

・吐く
・激しい腹痛
・下痢
・食欲がない

診断

・症状
・血液検査(膵リパーゼ検査)
 
※上記を合わせて診断します。

脂肪分の多い偏った食事をしている子や肥満のわんちゃんに発症する傾向があります。
また、糖尿病のわんちゃんは発症しやすいので要注意です。

治療と予防


このようなフードで食事管理をします♪

栄養補給や脱水を防ぐための輸液や吐き気止めのお薬を使います。
高脂肪な食事は膵臓に負担をかけるため低脂肪の食事管理を行います。
予防するためには適切な食事と適度な運動で肥満にならないようにすることが
大切です。

今回は老犬の介護方法について少しご紹介します

寝きりになってしまうと長い時間皮膚が圧迫され血行が悪くなり左の写真のように褥瘡ができてしまいます。そうなる前に環境の見直しが必要です!


寝る場所
体と寝床の圧迫をできる限り減らして、やさしく包みこむマットを用意します。
低反発マットは少し高価なので②のように身近なもので代用することもできます。

① 低反発マット

② エアーマットの上に滑り止めのヨガマットを引いて、その上にタオルを引く

同じ場所が長時間圧迫されないように2~4 時間おきくらいに態勢を変えましょう。
おむつを使用してる場合こまめに交換し、皮膚を清潔に保ちましょう。

給餌の仕方
上手く噛めない子は栄養価の高いウエットのごはんを用意します。
お湯を混ぜシリンジで吸えるくらいまで柔らかくしてあげます。
(シリンジがない場合はソースボトルでも代用出来ます!)


誤嚥の危険を防ぐために頭の下にタオルなどを置き傾斜をつけてあげます。
※フセの態勢がとれる子はその態勢であげるとよいでしょう。
少しずつ口に流しこみ、ちゃんと飲めているか確認しましょう。(無理はしない。)
最後に同じ要領でお水を飲ませ、誤嚥防止の為に5~10 分ほど同じ態勢を保ちます。


分からない事や不安なことがありましたらいつでもスタッフにご相談下さい。

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