硬性内視鏡外科

硬性内視鏡

  • 腹腔鏡
  • プローブを挿入するための小さい切開(6mm~10mm)を2~3か所加え、操作します。
    メリットは小さい傷で手術が済むことと、生体へのダメージが少なく回復が早いことです。
    当院では犬の避妊手術や、停滞睾丸摘出手術、肝臓などの生検を行っています。

  • 膀胱鏡
  • 尿道、膣、膀胱内を直接映像で確認できるため、他の検査(レントゲン、エコー、造影検査)で分らなかったことが発見することができる。ただし、雄犬・雄猫ではこの検査ができない。

  • 関節鏡
  • 関節内を直接映像で確認することができるため、レントゲンではわからなっかった関節内の変性(靭帯の損傷、半月板損傷など)を確認できる。

  • 耳鏡
  • 耳道内を映像でみながら病変の確認や、耳道内の洗浄を行うことができる。

避妊手術

当院では犬の避妊施術は、切開して卵巣と子宮の摘出を行う従来の手術と、硬性内視鏡で行う手術の二つの方法で行っています。硬性内視鏡による避妊手術の場合、特殊な機械装置、器具及び高度な技術と豊富な経験を必要とします。当院は、経験豊富な獣医師がチーム医療として複数人で対応いたします。

手術費用は、硬性内視鏡を使用した場合、15,000円ほど高くなります。どちらの手術を選択するかは基本的に飼い主さんに決めていただきます。ただし、犬の大きさ、年齢や子宮の状態などにより、おすすめできない場合があるのでご了解ください。

  • 従来の避妊手術
  • 開腹して卵巣と子宮の摘出を行います。犬種や大きさによって異なりますが、3~5㎝程の切開になることが一般的です。当院では、卵巣、子宮を摘出する際に、縫合糸を使わず、電気メス「バイクランプ」を使用することによって、術後の組織反応のリスクを抑えられ、なおかつ短時間で終了させる安全性が高い手術を提供しています。
    中~高年齢、あるいは卵巣や子宮の状態が悪い場合は、このような回復による避妊手術がおすすめです。

  • 硬性内視鏡の避妊手術
  • 硬性内視鏡を使用することによって、5㎜の傷が2箇所で済む手術です。切開範囲が小さいため、痛みが少なく、術後の回復も早く、犬が傷口を気にすることもありません。
    基本的には卵巣のみを摘出する手術なので、子宮の病気のリスクが少ない比較的若い年齢(1歳未満)の犬におすすめしています。子宮に問題がない場合、卵巣だけ摘出すれば子宮は退化し、子宮の病気にかかることはほとんどありません。

停滞睾丸摘出手術

通常、睾丸は生後数週間で体外(陰嚢)に出てきます。睾丸が体外に出てこない場合を停滞睾丸といい、この状態が長期に及ぶと腫瘍化するリスクが高まります。そのため、若齢期(1歳位まで)に摘出手術をおすすめしています。当院では、硬性内視鏡を使用してこの手術を行っています。5㎜の切開を2~3箇所行うだけで済み、体の負担およびリスクが少ない手術です。

膀胱結石摘出手術

雌犬:犬の膀胱に発生した3~4㎜の結石を、切開せずに硬性内視鏡を使用して摘出する手術です。結石が大きくなると、切開しないと摘出はできませんが、小さい結石であれば、硬性内視鏡で摘出が可能です。開腹をせずに済むため、体の負担及びリスクが少ない手術です。

雄犬:腹部に2㎝程の切開を行い、その傷口から膀胱を引き上げ、さらに膀胱に5㎜程の小切開を加え、その孔から内視鏡を使って結石を摘出します。普通の開腹手術の傷の大きさ(5~10㎝位)に比べ、かなり小さい傷で済みます。

耳道内視鏡下処置

耳の奥にできた腫瘍やポリープを確定診断するための検査と、洗浄・切除が同時に行える、硬性内視鏡を使用した手術です。治りにくい外耳炎に対して行います。

Copyright(c) 2015 船橋市の動物病院 かつまペットクリニック. All Rights Reserved.